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蜘蛛の研究者、クモ好き、クモの網ファンなどが集まる中部蜘蛛懇談会の活動を報告するブログです。
夏休みこども観察会2018 開催!!

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ことしも、キシノウエトタテグモのトンネルみたいな巣をさがそう!
きれいなスズミグモや、かっこいいトゲグモもみつかるかも!?
夏休みの自由研究でクモをテーマにし、学校で賞をもらったせんぱいたちもたくさんいます。
会員以外のおともだちの参加も大歓迎です!

★大人の会員の皆さんも、ぜひ採集・観察にお越しください

日時 7月22日(日)午前10時~正午
    小雨決行。ただし、午前9時に大雨・暴風警報が発令中の場合は中止。
場所 八事山興正寺(名古屋市) 
集合 正門手前のベンチ
時間 持ち物 採集用具・雨具・飲み物 ※午後も観察をする場合は昼食持参
担当  中根・筒井・加藤(090-5857-5741)
2018年度の第二回観察会が開催されました!

とき:2018年6月16日(土曜日)
ところ:愛知県豊田市岩倉町(フォレスタヒルズ内 トヨタの森)
担当:大原・杉山

今回は精鋭10名がお忙しい中お集まり下さいました
ブログ用180616トヨタの森04
今回は蜘蛛神様(緒方さん)が来られましたので74種が確認出来ました。詳細はブログの最終ページをご覧ください。

当日は天候がよく蜘蛛日和となりました。
皆が集まると、緒方さんを先頭に第5駐車場から湿地帯へ下って行きました。さすが緒方さん次から次へと小さなクモを見つけて言い当ててすたすたと進んで行きます。

湿地帯で最初に目に付いたのは「ハッチョウトンボ」です、日本一小さなトンボで体長は20mm以下です(具体的には50円玉よりちょい小さいかな・・)
20180616ハッチョウトンボ
このシーズンになると、多くのハッチョウトンボが乱舞する湿地帯・・今年は少ないですねと杉山さんに尋ねると、間髪を入れず目の前に一杯いるよと。目を凝らしてみると確かに一杯飛んでます!一年ぶりに見ると・・サイズ感を忘れていました(笑)小さすぎるぞハッチョウトンボ

湿地帯は餌の羽虫が多いので蜘蛛の種類も豊富です。中でも目を引いたのは「ガザミグモ♀」
20180616ガザミグモ
湿地の上でススキの葉を丸めて卵室を作っていました。さすが母グモです、卵を産んだ卵室をグッと抱えたまま微動だにしません!絶対渡すものかと強い意志を感じます気迫負けでこの子の採取は諦めました

もちろん湿地帯とススキですから「オスクロハエトリ」のアベックがあちらこちら恋を語らっておりました・・ヤバネハエトリも見つけたかった・・

僕がリターをしている間に一行は前へ前へと進んで行き、置いてけぼりになり・・・気が付いて走って・・追い付く・を繰り返し・・段々疲れてきました

そんな中で先頭から「ゲホウグモ卵嚢」と声が聞こえてきました
20180616ゲホウグモ卵嚢1
林道を進む中で大原さんがゲホウグモの卵嚢を見つけてくれました!皆なが駆け寄るとなんと足元のイネ科の植物の葉の裏に・・皆近くの木を見上げて親クモを探そうとするが・・もちろん人間ごときに見つかるゲホウグモ様ではありませんでした。

目を皿のようにして「卵嚢」をのぞき込むと・・・
20180616ゲホウグモ卵嚢2
ゲホウグモ卵嚢の特徴「金色のリボン」が見えてきました。このリボン何の役目を果たしているのか?全く見当がつかないが・・木の枝に擬態して目立たないゲホウグモはせめて卵嚢だけでも着飾りたいと・・思っているのでしょう

リターをしている間に一行は前へ前へと進んで行き、置いてけぼりになり・・・気が付いて走って・・追い付く・を繰り返していると、杉山さんの網の周りに人だかり、なんだなんだと覗いてみれば・・大きな「マダニ」が思ったよりぺったんこ(アワセグモかヒトエグモ??)まだ吸血前だそうです。写真は撮っていないので見たい方はググって下さい。ちょっとグロいですよ・・えっクモは?って、グロい訳けないですよ!めっちゃ可愛いですよね

今回も若手ホープの大和君が大活躍、次から次へと「アカイロトリノフンダマシ」を見つけていきます。イネ科の植物の葉の裏でお昼寝中の「トリノフンダマシ」を見つけるのに丁度良い背の高さと思いますが・・才能+「好きこそ物の上手なれ」でしょうね。

時間の過ぎるのも忘れてクモ探しをしていると。筒井さんがボソッと「お腹すいた」とつぶやく、時間をみるともうすぐお昼・・人間の体内時計(腹時計(笑))にも感服!

休憩場所の「エコの森ハウス」に到着、食事をしながらムササビの巣箱の中を撮影したVTRの鑑賞会。内容はムササビ兄弟の巣箱にアオダイショウが乱入!あわやムササビ兄弟がアオダイショウの夕食に・・しかし兄弟そろってアオダイショウに反撃!撃退!ハッピーエンドな結末でした(アオダイショウにしてみれば、食事にありつけずトホホな結末ですネ)僕らの食事も終わり、クモ合わせ。緒方さんが読み上げて集計、多分70種は行くなと思いつつ終了。

午後の観察会は「エコの森ハウス」の裏の自然生態園で始まりました。始まるとすぐに大和君が「アカイロトリノフンダマシ」の雌雄を発見(うらやましい・・)今度は筒井さんが「シロオビトリノフンダマシ」を発見、覗いてみると珍しい?黒色タイプ(さらにうらやましい・・)何でしょうか?「トリノフンダマシ」を見つける人は英雄と思うこの感覚・・見つけられない僕は落ちこぼれ

本日の楽しい観察会も時間となり、次回の子供観察会と合宿で顔を合わす約束をして解散となりました。
今は採取した標本を眺めながら??と考えつつブログを書き進めています。このブログを読んだ方は是非次の子供観察会7月22日(日)にご参加下さい。


目録(全74種) 記号の意味 F:♀成体 M:♂成体 f:♀幼体 m:♂幼体 y:幼体 e:卵のう
1.カネコトタテグモ空巣・2.ユウレイグモF・3.ミヤグモF・4.センショウグモM・5.チリイソウロウグモf・6.オナガグモFe・7.ヨツコブヒメグモF・8.オダカグモFf・9.ヒシガタヒメグモF・10.フタオイソウロウグモFf・11.ツリガネグモFe・12.カグヤヒメグモF・13.ニホンヒメグモf・14.コンピラヒメグモFM・15.キベリミジングモF・16.バラギヒメグモFe・17.スネグロオチバヒメグモF・18.ボカシミジングモM・19.ムネグロサラグモF・20.セスジアカムネグモF・21.チュウガタシロカネグモF・22.オオシロカネグモfM・23.コシロカネグモFfM・24.キララシロカネグモFfM・25.アシナガグモF・26.ヤサガタアシナガグモM・27.ジョロウグモy・28.ハツリグモf・29.ビジョオニグモy・30.アオオニグモF・31.ナガコガネグモy・32.ゴミグモF e・33.ギンメッキゴミグモy・34.シロオビトリノフンダマシM・35.アカイロトリノフンダマシFfM・36.トガリオニグモfy・37.ワキグロサツマノミダマシf・38.ヤマシロオニグモFfM・39.サツマノミダマシf・40.ゲホウグモe・41.ヤマウズグモF・42.カタハリウズグモFe・43.スジアカハシリグモf・44.イオウイロハシリグモF・45.ササグモFM・46.クサグモm・47.コクサグモy・48.イタチグモfm・49.コムラウラシマグモy・50.ヤバネウラシマグモf・51.マダラフクログモF・52.ヒメフクログモM・53.ネコグモF・54.ケムリグモsp.y・55.アサヒエビグモFe・56.コハナグモFeM・57.ワカバグモy・58.ガザミグモFe・59.アズチグモf・60.セマルトラフカニグモFe・61.マミジロハエトリfM・62.オスクロハエトリfM・63.アリグモF・64.ヤサアリグモM・65.コガタネオンハエトリF・66.チャイロアサヒハエトリFfM・67.デーニッツハエトリFfMy・68.イナズマハエトリF・69.ヒメカラスハエトFM・70.キレワハエトリM・71.ヨダンハエトリM・72.ウデブトハエトリF・73.ハエトリグモの一種M・74.サラグモspF.
名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科主催
サイエンスカフェ in ナゴヤ
すごいぞクモの糸
~ 夢の繊維となるか? その強さとしなやかさの秘密 ~


話題提供者 : 片山 詔久 氏
        (名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科・准教授 / 専門:物理化学)


当会会員の片山先生が専門のクモの糸についてお話する催しが行われます!
人気のため、すでに受付を締め切っていますが、
当日も席に余裕があれば先着で参加可能とのことです。
これをきっかけにクモ好きな方が増えてくれますように・・・

●6/15(金) 午後6時~8時
●会場 : 7th CAFE(セブンスカフェ)
  名古屋市中区栄 3-18-1 ナディアパーク内 デザインセンタービル 7 階
  (協力 : 青少年文化センター[アートピア])
  地下鉄名城線 「 矢場町 」 徒歩10分
●参加費 : 実費 (600円 : コーヒー/紅茶/ジュース+お菓子)
●定員 : 30名の定員に達したため,受付終了済み。
     当日は席に余裕がある場合に限り参加可能です。 (先着)


<内容>
 クモの糸は鋼よりも強くて丈夫。クモ糸を真似して新素材を開発する研究が、日本をはじめ世界各国で行われています。今回のサイエンスカフェでは、クモという生物が長い年月をかけて築き上げた、タンパク質で作られた糸の優れた機能の秘密について、分子構造の視点から解明した研究をお話したします。また、最近とくに注目が高まり世界をリードしているといわれている日本のベンチャー企業での開発成果とともに、医療現場や自動車産業など多方面で期待されている「人工クモ糸」がもたらす未来の夢を、一緒に考えていきます。
 ところで、いわゆるクモの巣は、良く知られている獲物を捕らえる丸い網だけでなく様々な形や役割をしています。話題提供の中で、あまり知られていないクモの網を、美しい写真を交えて紹介するとともに、クモの糸を研究することから見えてきた、生物が生き抜くための知恵や進化の過程などの生物多様性に関する話題についても解説いたします。





<2018年第2回 中部蜘蛛懇談会 採集・観察会>

日 時: 6 月 16日(土) 10:00~
ところ: トヨタの森(豊田市岩倉町フォレスタヒルズ内)
     公共交通機関はありません(豊田市駅からタクシーで20分程度)
集 合: フォレスタヒルズ P5駐車場
担 当: 大原・杉山(090-8549-2668)
持ち物: 採集観察用具 雨具 飲み物 
      午後も観察する方はお弁当(近くにコンビニはありません)


        ※※トヨタの森URL※※

★ちょうどこの時期、ケムシたちと遭遇する可能性だ~いです。
      苦手な方は、つば広の帽子や手袋などで防御して下さい♪

※小雨決行 
 ただし、午前7時に大雨・暴風警報が発令中の場合は中止です

参加無料 
会員以外の方の参加も歓迎です!
お一人でも、家族連れでも、
御気軽にご参加ください(^-^)/

2018年度の第一回観察会が開催されました!

とき:2018年5月27日(日曜日)
ところ:愛知県犬山市善師野
担当:筒井明子、加藤修朗

今回は25名と沢山の方々がお忙しい中お集まり下さいました
集合写真アップロード用
不思議な祠(ほこら)前での集合写真(撮影した筒井さんが写っていませんので24名です)

昔は名古屋市内の家庭の生垣や公園、神社で簡単に見つけられた「ジグモ」、今は郊外に行かないと見つけることが出来なくなりとても残念です。僕らの子供のときの遊び相手だったのですが・・・・
ジグモアップロード用
突然掘り起こされて戸惑っているようです。ジグモは成体になるのに3年以上掛かります・・この子もしかして去年も掘り起こされたりして・・メンゴ

ハエトリグモも昔は身近な蜘蛛でした。家の中には必ずいました・・各家庭にはハエトリ紙が必ずぶら下がっていてハエが一杯はりついていたことを思い出します・・・・エサが豊富でしたから(笑) ハエトリグモにとっては懐かしき良き時代だったんでしょうネ
ネコハエトリ ブログ用2
ネコハエトリの表情もなんだか昔を懐かしんでいるように見えてきました・・家でよく見かけたのは君しゃなくてチャスジハエトリだったけどね!

チュウガタコガネグモ♂ 夏の足音が聞こえてきましたワクワクしますね
20180527善師野チュウガタコガネグモ♂
♀はどこに・・バス釣りに来られていたお兄さんが肩に大きな蜘蛛が張り付いたので叩き落としてしましましたとの事。恐らくそれかと・・・惜しいことをしました・・・釣り客だけに「逃した魚は大きい」ですねチャンチャン?

生物部の皆さん、如何でしたか?蜘蛛が苦手なかたもいらっしゃいましたが、あまり嫌わないで下さいね、(植物→植食者→肉食者→分解者→植物の命の輪の一部ですよ) 生態を知ると段々と好きになっていきますから
善師野20180527スナップショット_2
高校生活の良い思い出になってくれれば、嬉しく思います
観察会は全国で開催されていますので(現在は東京、名古屋、三重、大阪に本部があります)気軽に参加できますよ

目録(全45種)(採取と見取に分けて掲載します。見取は♀♂成体、幼体の表記不可な場合あり)
採取(17種)
アサヒエビグモ♂成体;アシナガサラグモ幼体;イタチグモ♂幼体;カタハリウズグモ♂成体;カレハヒメグモ♀成体;クロチャケムリグモ♀成体;コンピラヒメグモ♂幼体;シャコグモ♂成体;ヒメグモSP(確認中・・)♀成体;バラギヒメグモ♀成体;ヒシガタグモ♀成体;ミスジハエトリ♂成体;ヤサアリグモ♂成体;ヤサガタアシナガグモ♀成体;ヤマシロオニグモ幼体;ヤミイロカニグモ♂成体;ユウレイグモ♀成体
見取(28種)
アオオニグモ;アシナガグモ;アリグモ;イオウイロハシリグモ;オナガグモ;ギンメッキゴミグモ;コアシダカグモ;;コマチグモSP;コモリグモSP;サガオニグモ♀成体;サツマノミダマシ;ジグモ;ネコハエトリ;ヒラタグモ(巣);マミジロハエトリ♂成体;メガネドヨウグモ;ヤマウズグモ;ユノハマサラグモ;ワカバグモ;チュウガタコガネグモ♂成体;オスクロハエトリ♂成体;ゴミグモ;ササグモ;ネコハグモ;ジョロウグモ;コクサグモ;ヤドカリグモ;シロガネグモSP