蜘蛛の研究者、クモ好き、クモの網ファンなどが集まる中部蜘蛛懇談会の活動を報告するブログです。
2014年度第1回採集・観察会
とき:2014年5月31日(土)
ところ:トヨタの森(愛知県豊田市)
担当:杉山時雄 大原満枝
参加者:32名

参加者の皆さん-s
 今年最初の観察会は、なんと30人を超える大盛況。しかも、小中高校生、大学生、岐阜県や静岡県からの参加など、まさにクモ好き集結!という賑やかな観察会になりました。

 森や湿地、草むらなど、様々な環境に恵まれたトヨタの森は、多様な蜘蛛はもちろん、様々な生き物に出会うことができます。中でも今年とにかく多かったのは・・・ケムシ!度々、帽子や肩にカラフルなケムシが落ちてきて、ちょっと嬉しくないアクセサリーになっていました。
②クモ観察中の澤矢家族-s

 崖地では、カネコトタテグモの観音開きの扉を発見。閉じてしまうとあっという間に見失う、見事な作りで、皆で宝探しを楽しみました。
カネコトタテグモの巣の扉-s

 そして、観察会のラストでは、トヨタの森のお宝、ゲホウグモを観察。お茶の実に擬態するゲホウグモは、つついて足を出させなければ、とてもそこにクモがいるとは思えません。近くには、ゲホウグモのまどいも見られ、真夏の夜には、レコード盤のような素晴らしい網がたくさん出現しそうです。
RIMG0513n-s.jpg
<お茶の実に擬態>
つつかれて足を出したゲホウグモのメス-s
<つつかれてたまらず足を出す>

 この日観察できた蜘蛛は、午後の追加も含めて46種。初めて参加してくれた小学生、高校生は「こんなにたくさんの種類の蜘蛛が見つかるなんて驚いた」「楽しかった」「蜘蛛に興味をもった」と感想を話してくれました。
写真 1-s

 この他にも、巣箱から顔を見せてくれた眠そうなムササビや、1円玉大の小さな小さなハッチョウトンボなど、トヨタの森ならではのたくさんの生き物との出会いに、大人も子供も目をキラキラさせた観察会でした。
目も口も半開きのムササビ-s
<目も口も半開きでボーっとするムササビのこども>
写真 2-s
<こんなに大きいそうです!(実物はもっとスリム)>

 杉山さん、大原さん、ありがとうございました!(筒井明子)
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