蜘蛛の研究者、クモ好き、クモの網ファンなどが集まる中部蜘蛛懇談会の活動を報告するブログです。
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2012年 第4回 蜘蛛の観察会が行われました


■日時  10月14日(日)午前10時~
■ところ  愛知県営小幡緑地公園(名古屋市守山区)  
■参加者 大久保恭子 木村努 木村絢子 国枝利満
    加藤修朗 中村多賀子 柴田良成   記帳順 7名
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爽やかな秋空の下、本日の参加者は7名。
今回は初参加の方が大半であり、まさに「クモ観察入門」の感じでのスタートです。
この時期はもちろん至る所に見られる「ジョロウグモ」!
じっくり時間をかけて観察する事を主眼に日頃、漠然と見ている蜘蛛の網を「クモ目」になっての観察をお願いしました。ジョロウグモの横網が黄金色に輝く大きな馬蹄形の三重網を皆さん真剣に眺めての観察です。
①雌に対し雄のジョロウグモの数
②同じ網内に見られる他のクモ
③居候しているシロカネイソウロウグモの様子やその数について目を凝らして真剣な眼差しです。

下見での観察コースを急遽変更して緑ヶ池の方向へと向かいながら初秋の風景を眺めながら道の左右の草原、垣根、樹木などに見られるクモの観察をしながら前に進む事としました。
草原ではササグモ、垣根の葉上にはコクサグモが多く、またアシナガグモ コガネグモなど幼体ですが夫々を観察しながら前に進むことに。
池の日干し状態の竜巻池を横目に秋の色着き始めた水辺にはアサギマダラを発見。
欄干には多くのゴミグモの幼体の網を観察、トンボ池では木道沿いに池の周辺の草地をコガマ、シロタマホシグサなどを愛で足元にはナガコガネグモ、小蜘蛛をゲット中のオナガグモなどを観察しながらこの時期に見られる多くの生き物達を眺めての憩いの場所です。

 今回、是非皆さんに見て欲しい「とても臭いボール状の生き物」を紹介したいとの思いで、緑が池の端で木村さんからレクチャーをして頂きました。
説明する木村夫妻-s
自宅がこの公園の近くであり長年に亘り観察し続けていて今年になり初めて観察したとの事です。鳥が運んだと思はれるこの正体の名前は「オオマリコケムシ」!?
 近年各地の池で見られるとの事、その大きさに皆さんビックリ!?池から取り上げた物体は意外と透明な寒天質、指で感触し表面は意外と堅い。池端に浮かぶ奇妙な物体が今後、周辺地域の環境に悪さをしない事を願いながら複雑な気持ちで先に進む事にした。
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*オオマリコケムシ:外肛動物 オオマリコケムシ科コケムシのⅠ種 
 北米東部原産の生物 日本には1972年河口湖で初見


昼近くになり集合場所近くのベンチで本日観察したクモを思い出しながら蜘蛛種を確認し合い初めてのクモ観察会の体験した感想を聞かしてくれました。「ジョロウグモ」と「コケムシ」など皆さん本日の蜘蛛観察を大変楽しく満喫、満足して頂いた様子での観察会となりました。

2012.10.17  担当 柴田良成
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