蜘蛛の研究者、クモ好き、クモの網ファンなどが集まる中部蜘蛛懇談会の活動を報告するブログです。
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2009年度 第4回採集・観察会 レポート

●第四回  日時:2009年10月4日 (日)
●場所:名古屋市守山区小幡緑地公園
●参加者:村上 勝、桜井 龍市、大久保ご夫婦、
     小栗 大樹、柴田 良成、以上6名
200910

幸い秋雨前線の影響もなく、見事な秋晴れの中開かれた第四回採集・観察会。
ボーイスカウトや家族連れも多くみられる行楽日和の中、
名古屋市守山区の小幡緑地公園へ行ってきました。
今回のメインはワスレナグモ…数年前に発見されたという本種を探すべく、
6人で公園内を練り歩きました。
・・・とはいえ、残念ながらワスレナグモには会えなかったのですが…(苦笑)

 10月になると、全体的にお腹の大きくなったジョロウグモの雌がそこかしこに見られます。
水辺の個体では特にそんな印象を受けました。
水辺の方が豊富栄養状態は良いようです。
さて、お腹の大きなジョロウグモも印象的でしたが、
他にもいろいろなクモを見ることができました。
扇型の網を張るオウギグモやマネキグモ、ウズグモなど、
ウズグモ科のクモが多くみられました。彼らは網の張り方が特徴的なので、
個人的にいつも興味をそそられます。
ちょうどハエを捕まえて、体を揺らしながらせっせと糸を巻いているウズグモも見られました。

また、オウギグモには初めてお目にかかることができ、終始興奮でした。
この他、ビジョオニグモとそっくりのアオオニグモや、
コガタコガネグモ、ナガコガネグモといったきれいなクモに加え、
小豆のように艶やかな色をしたハツリグモなど、
いろいろなクモが目を楽しませてくれ、約30種のクモを観察することができました。


〈追伸〉
途中、あるご家族が水辺でクモを観察中の我々に興味を示し、
親子そろってお話を聞いてくれました。
一般的に人々には有益な面が多いのに嫌われがちなクモ…
正直私も研究をするまで触ることすらできませんでした。
(もちろん今は大好きですが)
なんの抵抗もなく親身にお話を聞いてくれる方々がいることに何か嬉しいものを感じてしまいました。
どこにでもいて、知れば知るほど楽しいクモ、より身近なものに感じ、
この中から新しいクモ学者が出てくれたらなと考えてしまうほど、
実はこれが本日中で一番印象に残った場面でした。

(小栗大樹)
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