総会

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2016年度 中部蜘蛛懇談会 研究発表会・総会が開かれます


東京や大阪からも研究者の皆さんが一堂に会する年に一度の研究発表会が今年も開催されます。
発表者は小中学生から学会研究者まで幅広く、最先端の研究に触れることができます。
もちろん、見るだけ、聞くだけでもOK。

「クモにちょっとだけ興味アリ」という方も、お気軽にお越しください!
★参加はもちろん無料です★


中部蜘蛛の研究会は、エンターテイナーな方が多いので、
専門知識がなくても楽しいですよ!


と き:2017年2月11日 研究発表10:00~16:00
                 総会 16:00~17:00

ところ:ウイルあいち
    http://www.will.pref.aichi.jp/

特別発表:「タイ王国クモ見遊山の旅2016」
      東京大学農学部
      生物多様性科学研究室支援員 谷川明男さん
      
  
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午後は、クモを訪ねて日本全国はもちろん、なんと地球の裏側まで!!
楽しい土産話も兼ねた発表となりました。

イグアスの滝(ブラジル・アルゼンチン)で見られた蜘蛛
片山詔久(名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科)

学会でブラジルを訪れた片山先生。
南米の大自然といえばさぞかしたくさんのクモが!?と思うところですが、観光客が入れる場所が限るからか、出会えたクモは2種類だったそう。
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しかし、イグアスの滝くぐりや、滝の裏側に住むツバメなどなど、聴き応えある話が盛りだくさん。
イグアスの滝にかかる虹の写真も壮大で美しかったです!


沖縄の話 2015
谷川明男(東京大学大学院農学生命科学研究科生物多様性科学研究室)
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沖縄に通い始めて32年。これまで遭遇していなかった本ハブに、ついに出会ってしまったそうです・・・
気をつけてくださいね!


蜘蛛を訪ねて三千粁 ~九州四国探蛛行~
塩崎哲哉 (三重クモ談話会)

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三重クモの塩崎さんと、当会の緒方代表のコンビででかけた九州四国のクモ採集。
夕食はラーメンが定番だそうです。


北海道クモを求めてひとり旅
緒方清人(中部蜘蛛懇談会)
 2015年8月17日から9月2日の15日間、太平洋フェリーで名古屋港から北海道へ。
 苫小牧市から大雪山系黒岳へ向かう最終旅行の成果の発表でした。


とにかくパワフルで、クモの研究を楽しんでいるクモ楽者の皆さん。
驚きあり、笑いありの発表をありがとうございました!!
【特別発表】
日本産ハエトリグモ全種制覇への挑戦

須黒達巳(東京蜘蛛談話会)


教員を勤めながらクモ研究に邁進する須黒さん。蜘蛛界の若きホープです!!
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現在、ハエトリグモ全種を網羅した書籍を出版するために、写真撮影を進めています。
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既知種104種に未記載、日本未記録も含めると目指すは139種。


現在、オス122種、メス126種まで撮影が進んでいます。
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須黒さんが一番好きなハエトリグモが、このカノコハエトリ。
薄暗い林床でキラキラ輝いて本当に綺麗なんだそうです。


中には須黒さんが命名した種も。
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クモマハエトリは、白い体から黄色い脚が生えている様子を、雲間から幾筋もの光が差す様子に例えてつけられた名前。
クモ研究者には、こういった文学的といいますか、ロマンチストな一面をお持ちの方も多いような気がします。


あと一歩のところまで進んでいる写真撮影ですが、ここからが難敵続きとのこと。
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愛情がいっぱい詰まった書籍の完成を楽しみにしています!!


ジョロウグモ牽引糸の蛋白質分子構造の吐糸速度依存性
◯前田拓見・片山詔久(名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科)
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モーター軸を利用して一定速度に近い牽引糸の採集法を確立。
吐糸速度により糸の構造が異なることが明らかになったそうです。


足場糸の切断実験
新海 明 (東京蜘蛛談話会)
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造網中に足場糸を切断するとクモはどうするのか?30数年前の観察記録を掘り起こしての報告。
余談ですが、当時は糸を切るのにドイツ・ゾーリンゲン社のハサミを使っていたのが、現在は線香の火で焼き切る手法が編み出され格段にスムーズになったとのこと。


アシナガグモの造網は意外な行動の連続だった
池田博明(東京蜘蛛談話会)
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アシナガグモは縦糸を減らすことで、脚と身体を細長く進化させたのではないか?というワクワクするような仮説。

ぜひ多くのサンプルを集めるために、皆さんにも観察してほしい!とのこと。
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ちなみに、アシナガグモの造網は、日没から15分ほどで完成するそうです。


ウズ・オウギ・マネキの系統推定
◯谷川明男(東京大学大学院農学生命科学研究科生物多様性科学研究室)
新海明(東京蜘蛛談話会)
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ウズグモ属の円網,オウギグモ属の三角網,マネキグモ属のすじ網の間の系統関係を明らかにする目的で、3つの遺伝子の塩基配列情報を用いて系統推定。
段々と糸の数を減らしていったのでは?という仮説は支持されず。
谷川先生「自然は混沌としているもの。それこそが自然」


北設楽郡設楽町段戸裏谷のクモ類
緒方清人(中部蜘蛛懇談会)
県下最大の原生林を有する愛知県北設楽郡設楽町段戸裏谷。
1972年から月1回の鳥類の生息調査を開始し、1980年からはクモ類の調査も行い37科281種を記録。
2022年5月の調査50年の節目が当面の目標。


クモ研究者と「非定型肺炎」
吉田 真(関西クモ研究会)
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昨年、原因不明の高熱などに見まわれ、3週間の入院生活を強いられることになった吉田先生。
その原因として、吸虫管によって雑菌やカビ、胞子なども吸い込むことで肺に影響が出たのでは?という可能性を示唆。
クモ研究者の職業病として注意を促しています。
写真で肩からかけているのは、ハンディ掃除機を改造した電動吸虫管。どうぞご参考に!
2015年度 中部蜘蛛懇談会 総会・研究発表会
2016年2月11日(建国記念の日)、名古屋市のウィルあいちにて開催されました!

東京や大阪からも熱心な蜘蛛楽者の皆さんが集結し、
今年はなんと40人以上!!

160211中部蜘蛛懇談会総会040

今年も熱気あふれる1日となりました!

このブログでも、その一部をご紹介いたします!
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